「おかしくなりそう…」深夜のトラック騒音に110番通報、解決までの半年間


深夜、自宅前に大型トラックが止まっているイラスト。文字でドドドドと書かれている。これはアイドリングをしっぱなし状態の表現。

これは、私の体験談です。
静かな夜のはずが、ある日からおかしくなりました。


自宅前、午後11時になるとトラックが駐車する。
しかも、朝までエンジンをかけっぱなし。

朝になるとどこかへ走り去る。
そんなことが、週に4〜5回も続いた。

低いエンジン音が家の中まで響き、眠れない。
これが「本当にうるさい!」

そんな日々が続いた。
我慢の限界で、私は警察に110番通報する決意をした。


🟪110番する前に運転手に何度も注意!

もちろん、いきなり通報したわけではない。
運転手に何度も言ったんだけど。

「トラックはとめていいから、エンジン切って!」

ほとんどの運転手は、嫌々エンジンを切った。
しかし、状況は改善されなかった。

よく考えると、運転手も会社名も毎回違う。

これではいたちごっこ
「自分で原因を突き止めるしかない」と思った。


🟪自分で調査→原因判明

そこで私は、調査を始めた。

すると朝、トラックは少し離れた工場に入っていく。
試しに5〜6台を追跡してみても、すべて同じ工場に入る

つまり・・
工場の受付が始まるまで、夜中からアイドリングして待機していたのだ。

※調査には数週間かかってます。


🟪作戦を立てて行動


ステップ①:証拠を集める

  • 家の前に駐車したトラックを動画撮影(ナンバー・アイドリングの様子)
  • 記録期間:約2週間

ステップ②:警察に通報

  • 110番通報を合計2回
  • 「トラックのエンジン切ってほしい」と伝える
  • その場は収まるが、翌日にはまた別のトラックが来る → いたちごっこ

ステップ③:工場側を訪問

  • 改善が見られないため、工場に突撃訪問
  • 2週間分のアイドリングの様子を記録した動画の提示
  • 警察に110番通報したことの報告

ステップ④:会社側に伝えた内容

  • 深夜のアイドリングで、とても迷惑している。
  • その大型トラックは、あなたの工場に入っていく。
  • だから、なんとかしてほしい。

ステップ⑤:会社側に要望した内容

  • 運転手と直接揉めたくない。
  • トラックが駐車したら、深夜でも電話するから、対応してほしい。

🟪結果 → 解決!

工場側が各運送会社に連絡してくれた。
その時点で、8割のトラックは来なくなった。

残りの2割も、夜に駐車したら電話するようになった。

その対応を続けた結果
半年ほどで、自宅前からトラックは完全に消えた。


解決したため、私の対策もこれで終了となりました。


🟪感想

「まさか、解決するとは思わなかった」


🟪私の経験からアドバイス

  • まず、トラック運転手は相手にするな(頭悪い)
  • 良い運転手は、他人の家前でアイドリングしない。
    (これは本当。真夏なのにエンジンかけずに寝てる。心配になる)
  • トラックが駐車する理由は、必ずある。
  • その理由を見つけ、対策を考える。
  • 運送会社に連絡しても解決しない。
  • 必ず納品先の会社に連絡する。
  • 会社と話し合いをするなら、社長か役員クラス。
  • その場の担当者では絶対ダメ。
  • すべて記録し、録音か動画に残すこと。
  • 裁判目的の証拠でもあるけど、
    動画を見せる事により、社長(会社側)に、真実を伝えられる。

🟪もし解決しなかったら…別手段を考えていた

トラック運転手が、あまりにもキレやすいので別手段を考えていた。

「キレやすい運転手に、自分を殴らせたら早いかも」

殴られたらその場で警察を呼ぶ。
それをきっかけに、運送会社や納品先の会社も巻き込んで解決に持ち込む。

本当にできそうだ!と感じるほどでした。
「その前に解決したから、実際にはやっていません」


🟪アイドリングストップ条例もあったんだけど・・

私の住んでいる地区には、アイドリングストップ条例がある。
エンジンをかけっぱなしにすることを原則禁止するルール。

ただ、これを実際に取り締まるのは役所の職員。
電話で確認してみたら、返ってきた答えはこうだった。

「深夜は無理っす!職員がいないんで!」

さらに「違反したらどうなるのか?」と聞いたら、

「悪質なら会社名の公表ですね…」とのこと。

正直、それで何かが変わるのか?という印象。
結局、役に立つとは思えず、解決手段としては後回しにしました。