アパート上の階の足音がうるさい!この騒音に法律ってあるの?


アパート、自分の家の中で走りまくって暴れている男の子のイラスト。下の階の人は、相当うるさいだろう。

🟪結論:上階の足音に、法律はない。

どれだけ不快でも、
足音を取り締まる法律は、今の日本には存在しません。

(※管理人調べ)


🟪足音の苦情は多いが規制なし!

騒音の苦情がこれだけ多いにもかかわらず、
足音を規制するためのルールは、ひとつもありません。


🟪足音の苦情は、全国でずっと上位

「足音がうるさい」という苦情は、かなり多い。

こうしたデータや体験談を見ても、「足音」によるストレスは明らかに多いです。


🟪足音で「警察」に相談した場合

原則、警察は足音には対応しません。

なぜなら、法律がないからです。
ただし、他の法律違反の可能性があります。

それは軽犯罪法です。

ただし、犯罪になる可能性は低いです。

なぜなら、軽犯罪法には「○○dB以上」といった数値基準がありません。

ようするに現場の警察官が判断します。

足音で逮捕されたニュースを見たことありますか?おそらく可能性はとても低いでしょう。


ただし、中には優しい警察官もいて「足音がうるさいお宅に、お願いしてきましょうか?」と言われることがあります。

これは、逮捕とかではなく、あなたのために「お願い」をしてくれるだけです。

その場合はありがたく「お願いしてください」


🟪足音で「役所」に相談した場合


「対応できません」と言われると思います。

なぜなら、足音に対してのルールがないからです。


🟪管理会社・大家に相談した場合

対応は、個々違うと思いますので、詳細は省きます。

正直「足音がうるさい」と言っても対応してくれないでしょう。


🟪足音で「裁判」をしたい場合

騒音で民事裁判を考える人の多くの場合、 
民法709条(不法行為)に基づく損害賠償請求をするケースが多いようです。

この場合、裁判での争点は
「受忍限度を超えているかどうか」で勝敗が決まるようです。

受忍限度というのは

  • 環境基準
  • 騒音の録音や記録
  • 医師の診断書など


これらをまとめて「受忍限度」と呼ばれています。

裁判官は「受忍限度を超えているか?」で裁判の結果が決まるらしいのです。

※筆者は弁護士ではないため、参考程度にして下さい。