上の階の足音がうるさい!もう嫌だ…警察・管理会社・裁判でどうなる?

🟪上の階の足音がうるさい悩みは、とても多い
「足音がうるさい」という苦情は、集合住宅ではかなり多く寄せられています。
各種調査を見ても、SUUMO調査では上階の足音が気になる人が約7割にのぼるなど、足音によるストレスは非常に身近な問題です。
🟪結論:上の階の足音には、明確な法律上の基準がない
どれだけ不快でも、上の階の足音について「何dBを超えたら違法」という明確な基準は見当たりません。
環境省も、生活騒音については法律による規制はないとしつつ、自治体によって条例や配慮指針がある場合があると案内しています。リンク
🟪うるさいなら、まず管理会社や大家に相談する
大家や管理会社に「足音を絶対どうにかしろ」という法律上の義務が、はっきりあるわけではありません。
でも、だからといって完全に無関係でもありません。
管理内容によっては、苦情の受付や注意喚起を行う立場にありますし、実際、そのあたりまでは大家や管理会社が対応するケースが多いです。」リンク
そして、受忍限度を超えるような深刻な騒音を長く放置すれば、問題になる余地もあります。リンク
ようするに、大家や管理会社がどこまで動くかは、あなたの相談の仕方でかなり変わると思います。
私の経験では、騒音を録音したり、状況がわかる動画を残したりして見せたほうが、相手にも伝わりやすいと感じました。
🟪警察に相談しても、対応は限定的
原則として、警察は足音そのものには対応しにくいと思います。
なぜなら、足音を直接取り締まる明確な法律やルールがないため、強く動きにくい状況です。
ただし、まったく可能性がないわけではありません。
状況によっては、軽犯罪法など他の法律が問題になる余地はあります。リンク
とはいえ、足音だけで犯罪になる可能性はかなり低いと思います。
軽犯罪法にも「○○dB以上」といった数値基準はなく、最終的には現場の警察官が状況を見て判断することになるからです。
足音で逮捕されたニュースを見たことがありますか?
おそらく、そこまでいく可能性はかなり低いと思います。
親切な警察官が「足音がうるさいお宅に、お願いしてきましょうか?」と言ってくれることもあります。逮捕や処分ではなくお願いベースですが、ありがたくお願いしてみるのもひとつの選択肢です。
🟪役所に相談しても、動いてもらいにくい
役所に相談しても、「対応できません」と言われる可能性が高いと思います。
これも、警察の対応と似ています。
なぜなら、足音そのものを直接規制する明確なルールがないからです。
ルールがない以上、役所としても強く動きにくいのが現実です。
🟪上の階の足音で裁判するなら、記録や受忍限度が重要
騒音で民事裁判を考える場合、
民法709条(不法行為)に基づく損害賠償請求をするケースが多いようです。リンク
この場合、裁判で重要になるのは、受忍限度を超えているかどうかです。
つまり、「社会生活の中で我慢すべき範囲を超える騒音だったのか」が争点になります。リンク
判断材料になるのは、たとえば次のようなものです。
- 環境基準
- 騒音の録音や記録
- 医師の診断書など
こうした事情をもとに、裁判所が「受忍限度を超えているか」を判断することになるようです。国交省の実務資料でも、一般的な生活音は受忍限度を超えない場合が多い一方、超える場合には不法行為や契約違反の問題になりうると整理されています。リンク
つまり、裁判まで考えるなら、ただ「うるさい」と訴えるだけでは弱く、記録や証拠をきちんと残しておくことが大切です。
※管理人は弁護士ではないため、参考程度にしてください。