隣の部屋がうるさい!でも規制はほぼゼロという現実

隣の部屋がうるさい!騒音問題の厳しい現実
隣の部屋がうるさくて悩んでいる方へ、まず知っておいてほしい現実があります。
🟪結論からいうと
隣の部屋の騒音には、規制がほとんどありません。
だから警察や役所に相談しても、「法律違反じゃないので…」と動いてもらえないのが現実です。
※東京都は除く。
東京都のみ、騒音規制が厳しい!その理由は?
🟪なぜこうなるの?
警察や役所は「法律・条例に違反しているか」を確認する機関です。違反がなければ、基本的に動けません。
隣の生活音がどれだけうるさくても、法律に引っかからない限りはお手上げなのです。
🟪だから、騒音は出したもん勝ちといわれる
悲しいですが、これが現実です。
深刻なケースで解決しようとすると、最終的に裁判になることもあります。
🟪「え!?」騒音規制法があるじゃないか
「騒音規制法があるじゃん!」と思うかもしれません。
たしかに、騒音を扱う法律やルールはあります。
ただしこれ、工場や建設現場などが対象です。マンションやアパートの隣人には、ほとんど適用されません。
他にも、騒音系の法律などはありますが、今回のケースで使える法律ではありません。
隣の部屋が工場だったら、この法律が適用される可能性が大きいですけど・・。
🟪「苦情」民間ランキングでは1位、でも環境省では4位
民間調査では「気になる騒音」のアンケートで、ほとんどのサイトで生活騒音が1位です。
500人アンケート調査 生活騒音が1位
Yahoo!ニュース調査 生活騒音が1位
PRTimes調査 生活騒音が1位
アルバリンク調査 生活騒音が1位
逆に環境省の年間発表では、こうなっています。
1位 建設作業 8,166件
2位 工場・事業場 4,723件
3位 営業 1,848件
4位 家庭騒音(生活騒音) 1,039件
環境省HP:リンク
生活騒音の苦情は年間1,039件。とても少なく、民間ランキングとはかなり違うことがわかります。
どちらを信じればいいのか?
私は、民間ランキングを推します。
🟪なぜなら、環境省の数字、からくりがあるからです。
結論からいうと、家庭騒音1,039件という数字は「地方公共団体が受理した苦情」だけが対象です。
受理されてはじめてカウントされる仕組みです。
役所に苦情を言っただけでは、カウントされません。
受理されると騒音計を使い自宅に来て測定したりしてくれます。(実体験より)
そもそも生活騒音には規制がほとんどありません。
だから役所に相談しても受理されるケースはほとんどない。つまり、苦情件数が少ないのは「悩んでいる人が少ない」のではなく「数字に表れていないだけ」かもしれないのです。
一方、1位の建設作業、2位の工場・事業場には、騒音規制があります。だから受理されているのです。
ですから、国が発表している数字にはからくりがあり、実態としては生活騒音(家庭騒音)が日本で一番苦情が多いと思います。
環境省HP:リンク