家を購入!静かなエリアの選び方



🟪静かな家に住みたいけど…

多くの人が、静かな場所に住みたいと思っています。

でも、どこに住んでも騒音リスクはゼロではありません

そんな状態でも、自宅を購入しなければいけない時があります。

しかし、日本の制度は次のようになっています。


🟪騒音トラブル 国はほとんど助けてくれない

日本の騒音は規制してあります。

しかし、すべての騒音をカバーしていません。

実は、全国の騒音 約70%は、騒音を取り締まる法律が整備されていないのです。

警察も役所も助けてくれません。


🟪では、どうすればいいの?

裁判で勝ちやすい地域に住んでください!

法律が無いなら、裁判でどうにかするしかありません。

※これは管理人の意見です。


🟪裁判で勝ちやすい地域に住む方法

けっこう簡単です。

それは・・「用途地域を選んで購入する」

    用途地域とは、
    「その土地に何が建てられるか」を制限するルール。

    例えば、住宅しか建てられない地域で裁判すると、基準が厳しいので裁判で勝ちやすい

    用途地域は、全国の土地に指定されていて、県知事や各市町村が決めています。

    ↓に全部書いておきました。


    🟪騒音の裁判では、かなり重要!

    用途地域の一覧の図に、裁判で勝ちやすい負けやすいを図に記入したイラスト。

    🟪家を買うなら、上の方を選んで!

    オススメは、第一種低層住居専用地域

    第一種低層住居専用地域のメリット

    • 騒音の裁判で有利になりやすい
    • 工場や騒音の出やすい施設が建てられない
    • 店舗や事務所も、ほとんど建てられない
    • 建築物の高さ制限があり、日当たり良好

    第一種低層住居専用地域のデメリット

    • 土地の価格が高い
      → 他の地域よりも地価が高め
    • 店舗・事務所がほとんど建てられない
      → 近くにコンビニやスーパーがないことも
    • 建築物の高さ制限がある
      → 設計の自由度は低め

    🟪住宅を建てられないのは工業専用地域のみ

    • 誰が工業地域なんかに家を建てるんだよ

    と思うかもしれません。

    実は、住宅はほとんどの用途地域で建てられます。

    住宅が建てられる用途地域一覧

    地域自宅建設の可否
    第一種低層住居専用地域⭕可能
    第二種低層住居専用地域⭕可能
    第一種中高層住居専用地域⭕可能
    第二種中高層住居専用地域⭕可能
    第一種住居地域⭕可能
    第二種住居地域⭕可能
    準住居地域⭕可能
    近隣商業地域⭕可能
    商業地域⭕可能
    準工業地域⭕可能
    工業地域⭕可能
    工業専用地域不可
    市街化調整区域🔺条件付きで可能
    都市計画区域外⭕可能

    住宅を建てられないのは工業専用地域のみ

    静かな環境を求めるなら、
    用途地域をしっかり確認することが不可欠 です。


    🟪家を買う前に「用途地域」を確認!

    建売り一軒家のパンフレットをGETしました↓

    道を歩いていると建売のパンフレットがあったのでその写真。この家が建っている用途地域は、工業地域とわかる写真。

    よく見ると、用途地域が書いてあります
    この家の用途地域は「工業地域」となります。↓

    上の画像を拡大した。用途地域の部分を拡大。はっきりと工業地域と書かれている。

    では、これを先ほどの一覧に当てはめると…?↓

    工業地域だと、民事裁判しても勝ちにくいよ!ってわかる図を書いてある。

    工業地域だと、騒音問題で裁判しても勝てないと思います。


    🟪どれぐらいの音量でも勝てないの?

    夜中に大型トラックが家の横でずっとアイドリングしているぐらいの音量では、おそらく裁判では勝てません。

    いいですか?夜中です。
    昼はもっと基準が緩いため、夜中よりうるさくてもおそらく裁判では勝てません。

    ※管理人の感想です


    🟪工業地域に家を購入するメリット

    なんといっても価格の安さ。