一部の騒音・振動だけルールがある!


今から騒音の法律と条例の解説をするから、ドキドキ緊張をしている女の子のイラスト。

日本には、すべての騒音・振動を規制するルールは存在しません。

ただし、一部の騒音・振動だけ規制ルールがあります。


🟪一部の騒音だけルールがあるについて

一部の騒音、約30%だけにルールがあります。
(管理人調べ)

残りの約70%は、現在でもルールがなく、無法地帯となっています。


🟪約30%だけにルールがあるについて

これは、法律と条例が混在している状態です。

現在では、騒音が7種類、振動が2種類、あわせて9種類あり、法律と条例が混在している状態です。


🟪法律と条例の違いを知った方がよい

理由は簡単です。
法律より条例のほうが規制の数が多いからです。


🟪法律と条例の違い

  • 法律:国が決めた全国共通のルール
  • 条例:県や市が決めた地域ごとのルール

🟪もっとわかりやすく

法律の特徴

  • 国が決めているルール
  • 日本全国どこでも同じルールが適用される

👉 例:車のルール「赤信号では進めない」
これは全国どこでも統一された法律です。

条例の特徴

  • 市や県が独自に決めたルール
  • その市や県だけで効果がある
  • 隣の市や県に行くと効果がなくなる

👉 例:「バニラ!バニラ高収入〜♪」と大音量で走っていた宣伝トラック。
以前はかなりうるさかったですが、最近は東京都で音量が小さくなっています。


🟪なんで?

東京都が「条例」で音量を制限したからです。

ただし、これは東京都だけの話。
他の地域では、今でも大音量のまま走っているかもしれません。

なぜなら、隣の市や県に行くと効果がなくなるからです。

これが条例の特徴です。